2022.04.25〜2023.01.02更新 =============================================================================================== Dynabook R73/D に Linux Mint 17.3 をインストールした記録です。 Windows 10 の領域を縮小して Linux Mint をインストールして、デュアルブート化します。 Linux Mint 17.1 では、オーディオと無線LAN が動きませんでした。 Linux Mint 17.3 をインストールして kernel アップデートしました。 Windows10 のフリーソフト Rufus で、Linux Mint の ISO イメージを、UEFI 起動形式で USB に書き込んで使用しました。 Linux Mint 17.1 の Gparted と、Linux Mint 17.3 の Gparted では、パーティション作成時の端数の丸め方が異なりました。 Linux Mint 17.3 の Gparted でパーティションを作りなおしました。 インストール先は、自動にせず、必ず手動で設定し、 GRUB は、必ず Partition Boot Record (PBR) にインストールしてください。 linux Mint をインストルするパーティションを指定すればOKです。 そうしないと、Windows が起動できなくなります。 ------------------------------------------------------------------------------------------------- Windows 10 と Linux のデュアルブートについて Linux の起動メニュー GRUB を PBR へインストールすれば、Windows 10 の起動には影響を与えません。 Linux をインストール後、再起動したら、UEFI の Boot Menu の Priority Top に ubuntu が追加されていて、 GRUB が起動し、Linux と Windows がデュアルブートできるようになっていました。 UEFI の起動 Priority は変更可能です。 EFI ブートパーティションは、Linux の /boot/efi/ にマウントされます。 Linux の PBR を ファイルに書き出し、Windows の C: ドライブへ置けば、それを使って、Linux の起動を Windows の 起動メニューに追加することもできます。 sudo dd if=/dev/sda5 of=dev_sda5.pbr bs=512 count=1 ------------------------------------------------------------------------------------------------- ■ Linux Mint 17.1 のインストール顛末。 Linux Mint 17.1 (kernel 3.13.0-73) では、有線LAN、無線LAN、オーディオ が機能しませんでした。 有線LAN ( Intel i219-V ) これは、インテルが提供してくれている OS非依存のドライバのソースファイル(e1000e-3.8.4.tar.gz) をコンパイルしてインストールすることで動作させることが出来ました。 ダウンロードサイト↓ https://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/download/14611/intel-network-adapter-driver-for-pcie-intel-gigabit-ethernet-network-connections-under-linux.html コンパイルとインストール↓ $ tar zxf e1000e-3.8.4.tar.gz $ cd e1000e-3.8.4/src $ make $ sudo make install $ sudo rmmod e1000e; modprobe e1000e USB から起動した状態で、有線LANドライバ(e1000e)をインストールして、Linux Mint 17.1 のインストールを実行しました。 オーディオ ( Card:Intel HD Audio , Chip:Realtek HD Audio (ALC255) ) Realtek PC Audio Codecs > High Definition Audio Codecs Software Linux driver (3.0) (It only support kernel version under 3.18.) Rev:5.18rc8 (0002-LinuxPkg_5.18rc8.tar.bz2) これをインストールしましたが、動作しませんでした。 kernel を上げるしかないと判断し、試すと、kernel 3.19.0 以上で動作することがわかりましたが、Linux Mint 17.1 では、画面描画に 不具合がでるので、Linux Mint 17.3 (kernel 3.19.0-32) をインストールしました。 これで、有線LAN とオーディオは動作するようになりましたが、無線LAN は動作しませんでした。 無線LAN ( Wireless Intel AC 8260 ) ドライバーは、kernel に内包していて、単体では提供されておらず、kernel 4.2 以上で対応しているようです。 Linux Mint 17.3 は、アップデートマネージャで、kernel 4.4.0-lts1(4.4.0-148) まで上げられるので、アップデートしました。 以上で、有線LAN、オーディオ、無線LAN が、動作するようになりました。 メモリーカードスロットも使用可能です。 Bluetooth は、Bluetoothマネージャ がインストールされているので、認識されていると思いますが、動作は未確認です。 Linux MInt 17.3 以下で、Bluetooth スピーカーなどから音を出すには、Puseaudio に Bluetooth を認識させるために、 コマンドで操作する必要がありそうです。 https://appex.blog.fc2.com/blog-entry-65.html --------------------------------------------------------------------------------------------------- Linux Mint 17.3 (kernel 3.19.0-32) インストール後に実施したことです。 ◆ すべてのアップデートの実施 ( kernel 4.4.0-lts1 (4.4.0-148) ) ◆ 日本語環境のインストール wget -q http://packages.linuxmint-jp.net/linuxmint-ja-archive-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add - sudo wget http://packages.linuxmint-jp.net/sources.list.d/linuxmint-ja.list -O /etc/apt/sources.list.d/linuxmint-ja.list sudo apt-get update sudo apt-get install mint-gnome-ja --install-recommends 依存関係か? ibus が一緒にインストールされますが、無視します。 ibus を削除すると mint-gnome-ja も削除されてしまいます。 「設定」→「Languages」で、 Fcitx を有効にする。 「ソフトウェアマネージャ」で、fcitx-module-kimpanel を削除。( Fcitx の「外観」設定を邪魔するから ) 「ソフトウェアマネージャ」で、fcitx-ui-qimpanel を削除。( Fcitx のアイコンがパネルから消せないので ) 「設定」→「Fcitx の設定」 「入力メソッド」→1番目:「キーボード・日本語」、2番目:「Mozc」 「全体の設定」→「ホットキー」 「入力メソッドのオンオフ」= [ Henkanmode ] [ Zenkakuhankaku ] 「外観」→「クラシックUI」 「フォントサイズ」=11 「フォント」及び「メニューのフォント」=Sans 「システムトレイアイコンを使う」=ON 「状態パネルを隠すモード」=「トレイアイコンが有効なときに隠す」 → [適用] → 閉じる[x] 「設定」→「Mozc の設定」 「一般」→「キー設定」→「キー設定の選択」=「ATOK」→ [OK] ◆ ウィンドウマネージャ [コントロールセンター] → [デスクトップの設定] → [ウィンドウ]  →  [ウィンドウマネージャ] → Marco ◆ CompizConfig Settings Manajer 「一般」 = [x] Gnome 互換性  [x] コマンド 「アクセシビリティ」 = 全OFF 「デスクトップ」 = 全OFF 「エフェクト」 = 全OFF 「エクストラ」 = 全OFF 「画像の読み込み」 = [x] JPEG  [x] PNG  [x] SVG 「ユーティリティ」 = [x] 正規表現マッチング 「ウィンドウ・マネジメント」 = [x] ウィンドウのサイズ変更  [x] ウィンドウの移動 ◆ フォントの設定 [コントロールセンター] → [外観の設定] → [フォント] アプリケーション: Noto Sans (Regular) 9 ドキュメント: Noto Sans (Regular) 10 デスクトップ: Noto Sans (Regular) 10 ウィンドウのタイトル: Noto Sans (Bold) 10 固定幅のフォント: Monospace (Regular) 10 [描画の種類] → [詳細] 解像度:96 滑らかさの補正:サブピクセル 線幅の補正:細身 サブピクセルの順番:RGB ◆ アプリケーションソフトウェア ssh sudo apt install ssh ffmpeg sudo add-apt-repository ppa:mc3man/trusty-media sudo apt update sudo apt install ffmpeg Google Chrome wget -q -O - https://dl-ssl.google.com/linux/linux_signing_key.pub | sudo apt-key add - sudo sh -c 'echo "deb [arch=amd64] http://dl.google.com/linux/chrome/deb/ stable main" >> /etc/apt/sources.list.d/google.list' sudo apt-get update 「ソフトウェアマネージャ」で、google-chrome-stable をインストール ※ 2022/12/28現在で、「ソフトウェアマネージャ」からインストールできなくなった。 → debファイルからインストールする。 インストール済みPCの /var/cache/apt/archives/ からもってくる。 ★ 起動時に、キーリングパスワードの入力を要求されるが、空欄のまま続行すれば、その後、キーリングパスワードを要求されなくなる。  設定してしまった、キーリングパスワードを削除するには、~/.local/share/keyrings/ 内のファイルを削除すればOK。  不安な場合は、ゴミ箱に入れればいい。 ※ ver108以降がインストールできないのは、パッケージの依存関係の問題。 ※ OSがサポート外になったことと、更新を催促するメッセージが出るようになってうっとしいので、FireFoxへの移行をすすめる。 FireFox 「設定」 → 「言語と外観」 → 「フォントと配色」 「規定のフォント」 = VL Pゴシック  、 サイズ = 16 「詳細設定」 対象言語 = 日本語 ポロポーショナル = ゴシック体(Sans-serif) 、 サイズ=16 明朝体 = 規定(IPAPMincho) ゴシック体 = VL Pゴシック 等倍 = VL ゴシック 、 サイズ=14 最小フォントサイズ=なし Leafpad 「ソフトウェアマネージャ」でインストール なぜか、設定が保存できない。 ~/.config/leafpad/ の権限が root になっている → 権限を変更する。 [オプション] → [フォント] → DejaVu Sans Mono (Book) 12 Bluegriffon http://bluegriffon.org/freshmeat/ ↑ここから、環境に合ったものを探してダウンロード ( Linux Mint 17 は、Ubuntu 14.04 ) bluegriffon-1.8.Ubuntu14.04.x86_64.tar.bz2 ← 解凍したものはバイナリで、そのまま動く tar -xvf bluegriffon-*.tar.bz2 sudo mv -iv bluegriffon/ /opt/. sudo ln -s /opt/bluegriffon/bluegriffon /usr/bin/ Mint メニューに登録する。 「メニューで右クリック」→「メニューの編集」→ 「プログラミング」→「新しいアイテム」 種 類 : アプリケーション 名前 : Bluegriffon コマンド : /usr/bin/bluegriffon %u コメント : Web and EPUB Editor アイコン= ( /opt/bluegriffon/chrome/icons/default/default48.png ) 日本語アドオンを入れる http://bluegriffon.org/freshmeat/1.8/langpacks/langpack-ja@bluegriffon.org.xpi を、ダウンロード。 [Tools] → [Add-ons] → [▼]ドロップダウン → [Install Add-on From File] で、上記ファイルを選択 Bluegriffon 再起動 「ツール」→「オプション」→ 「ソース」→ □長い行を折り返す ← OFF にする。 bareFTP 「ソフトウェアマネージャ」でインストール Easystroke 「ソフトウェアマネージャ」でインストール マウスホイールのチルトを、戻る[ALT]+[←]、進む[ALT]+[→]に、割り当てる xev で、チルトのボタン番号を調べる Easystroke 起動 [設定]タブ → [さらに追加するボタン]ドロップダウン → [追加] [○ インスタントジェスチャ]選択 → [ (空白) ]ドロップダウン → ボタン番号選択 → [OK] x 2回 [□ ポップアップを表示]=OFF 、[□ トレイアイコンを表示]=OFF 、[□ Easystroke を自動起動]=ON [アクション]タブ → [アクションを追加] → [名前]入力 、 [種類]=キー 、 [詳細]=キー入力を登録 、 [ストローク]ダブルクリック=ボタンを登録 x 2回 [隠す] Smplayer お気に入りの古いバージョンを指定してインストールする sudo apt-get install smplayer=0.8.6-2 日本語対応(マルチ言語化)する sudo apt-get install smplayer-translations [オプション] → [ツールバー] → [メイン ツールバー]=OFF [オプション] → [環境設定] → [全般] → [ビデオ] → [出力ドライバー]=gl(高速) [オプション] → [環境設定] → [インターフェース] → [フローティングコントロール] → [□ アニメーション]=OFF コントロールバー編集 [電源] [Stop] [Play] [Pause/コマ送り] [<<<] [<<] [<] [>] [>>] [>>>] [タイムスライダー] [ボリューム] その他の場合 インストール済みパッケージを確認する dpkg -l smplayer* インストール可能なバージョンを確認する sudo apt-cache madison smplayer 不要なパッケージを削除する sudo apt-get purge smplayer Solaar システムの電源管理だと、Logicool M325 マウスのバッテリーが正しく検出できず、警告がでてしまうので、システムの電源管理アイコン=OFF $ sudo add-apt-repository ppa:daniel.pavel/solaar $ sudo apt-get update 「ソフトウェアマネージャ」でインストール 本体バッテリーの管理は、パネルに「バッテリ充電モニタ」を追加 Redshift 「ソフトウェアマネージャ」でインストール ~/.config/redshift.conf を作成 SB-DM-PHD 動作確認 USB 接続時の動作チェックスクリプトを設定 flac sudo apt install flac Asunder 「ソフトウェアマネージャ」でインストール 「設定」→「詳細」→「CDDB」 [X]インターネット接続に HTTP プロクシを使う サーバ= freedbtest.dyndns.org ポート= 80 →「OK」 CDemu $ sudo add-apt-repository ppa:cdemu/ppa $ sudo apt-get update 「ソフトウェアマネージャ」で gcdemu をインストール 自動起動するアプリ=OFF