2021.11.16 EPGrecサーバーの HDD が10年経ったので更新した ================================================================================================= EpgRec 録画サーバーの動作音が気になってきたので、確認したら HDD が僅かに振動していた。 HDD の健康状態は、S.M.A.R.T で監視していて、ERROR の発生はなかったが、稼働時間が 10年を超えていたので、 新しいのに交換することにした。 正常なら、EpgRec サーバーの動作音が気になるようなことはないので、動作音が気になったらトラブルを疑った方がよさそうだ。 交換前の HDD は WD Green 3TB (WD30EZRX)だ。10年稼働したのは、凄いと思う。 新規に選んだ HDD は、容量を1TBアップして、WD Red Plus 4TB (WD40EFZX) だ。Amazonで、13,676円だった。 10年の間に HDD を廉価に高容量化するために SMR という記録方式が普及しているようだが、デメリットもある様なので、 高価ではあるが、従来通りの CMR 方式のものを選んだ。 ------------------------------------------------------------------------------------------------- 購入した HDD は、初期不良がないか、チェック。 WindowsXP で Western Digital の「Data Lifeguad Diagnostic」を実行。 Quick Test = Pass , Extended Test = Pass (5〜6時間必要) を、確認。 ------------------------------------------------------------------------------------------------- EpgRec サーバーに接続して、Gparted でパーテーションを作成。 HDD は、/dev/sdb と認識された。 パーテーションテーブル作成 = GUID パーテーションテーブル (GPT) ← 2TB以上のドライブは GPT。 パーテーション作成 = Ext4(基本) ← LVM の使用を止め、全体を1パーテーションとした。 作成たパーテーションの UUID を記録しておく。 データをコピーする $ sudo mount /dev/sdb1 /mnt $ sudo rsync -au --delete /var/www/ /mnt/  ※コピー中に録画ファイルの5つが読み出せなかった。元のHDDの寿命がギリギリだったのだろう。 /etc/fstab を書き換える。 /vg0/lv0 /var/www ※ 旧 HDD マウント解除(コメント化) UUID=新パーテーション /var/www ext4 defaults 0 0 ※ 新 HDD マウント設定 再起動 HDD のマウント、サーバーの動作に問題がないことを確認する。 lvm 設定の削除 ※ HDD を1台で稼働することにしたので、lvm を使わないことにした。 旧 HDD の取り外し。 旧 HDD は全領域をクリアし、「Data Lifeguad Diagnostic」でチェックとエラー解消を行ったところ、 Quick Test = Pass , Extended Test = Pass の状態となった。ので、保管。 さすがに、10年超え HDD の再使用は怖い。