Linux Mint 17.1 へアップしました。
インストール、日本語化など、基本的に方法は変わりません。
Linux Mint 17.1 でインストールしたソフトウェア。
※Google-Chrome拡張機能の LINE は、2020/12/04〜 Linux  mint 17.1 では、動かなくなってます。
 
2014/04/14
Windows XP サポート終了で、Linux Mint 16 へ

遂に WindowsXP のサポートが2014年4月9日で終了してしまいましたね。
なので、本格的に Linux Mint を使ってみることにしました。

どうしても WindowsXP が必要になることもあると思うので、パーティションを分割して、WindowsXP とのデュアルBootとしました。
Windows の MBR を上書きしてしまうと元に戻すのが大変なので、ブートローダは、WindowsXP の ntldr をそのまま使うことにしました。

ノート( Dynabook-SS )に加え、デスクトップ( Sandy Bridge )にも Linux Mint を入れました。

この時点で Linux Mint の最新バージョンは 16 でした。
試してきた Linux Mint 15 と少し異なる部分があったのでメモしておきます。

Linux Mint 15 は Ubuntu13.04 ベース、Linux Mint 16 は Ubuntu13.10 ベースです。
Webで情報を検索するときは Ubuntu のバージョンも考慮したほうがいいです。

Linux Mint 16 でも、Dynabook-SS(Intelの855GM) の色深度は 15bit でした。(T_T)
デスクトップ( Sandy Bridge )の色深度は 24bit になりました。Wine で LINE も不具合はあるものの動きました。

Linux Mint Japan
Linux Mint ユーザーズガイド
 
 
Linux Mint 16 'Petra' (MATE) のインストール

Linux Mint の公式ホームページ(英語)
Download から、
Linux Mint 16 または All versions → 16 'Petra' へ進み、
MATE (32bit) または MATE (64bit) をダウンロード。

linuxmint-16-mate-dvd-32bit.iso
linuxmint-16-mate-dvd-64bit.iso

ダウンロードした isoイメージをDVDまたはUSBメモリーに書き込み。

ダウンロードしたisoイメージから起動。

古い PC でも、Plop Boot Manager を使えば、USB から起動可能。
plpbt.iso   - CD/DVD起動用
plpbt.img   - FD起動用

Plop Boot Manager 5.0

SETUP
 ↓
!WARNING!
[Enter]
 ↓
SETUP
BOOTMANAGER
 ↓
FORCE USB 1.1
set MODE 1
 ↓
[Esc][Esc]
 ↓
Boot USB

デスクトップのInstallアイコンからインストール開始。

PCに Linux Mint 用のパーティションを作成。

/ (root) 用 20GB以上を一つ(フォーマットの必要なし)
Linux-swap 領域を一つ(RAMの2倍くらい←誰か?の情報)

・インストール言語の選択→日本語

・インストールの種類の選択→それ以外

・Linux Mint をインストールするパーティション(例:/dev/sda2)を選んで編集
・マウントポイントに"/"を設定
・パーティションの初期化(ext4)をチェック
・Linux-swap パーティションが Linux-swap に割り当てられているか確認

・ブートローダをインストールするデバイスの設定を変更
デフォルト(例:/dev/sda)ではなく、インストール先の パーティション(例:/dev/sda2)を指定

つまり、ブートローダ(grub2)を、MBR ではなく、PBR に書き込む。
※これで、WindowsXP の MBR が無傷で残る。
 参考:grub によるマルチブート時のチェーンロードの考え方
 
・時計(地域)の設定→東京
・キーボードの選択→日本語→日本語
・コンピュータ名、ユーザー名、パスワード、ログイン方法の入力&設定
 
で、インストール続行。 終わるのを待ちます。

再起動し、 WindowsXP が起動する事を確認。

再び、 Linux Mint を iso イメージから起動し、
ディスク管理で、 Linux Mint をインストールしたパーティションを確認。(例では、/dev/sda2)
PBR をファイルに書き出す。※パーティションは環境に合わせて、出力ファイル名は任意で。
sudo dd if=/dev/sda2 of=~/linux.pbr bs=512 count=1

このファイルを、 WindowsXP の C:\ へ移動
更に WindowsXP の C:\boot.ini を編集し、起動メニューに Linux Mint 16 を追加。
※ファイル名は上で書き込んだものを指定、メニュー表示は任意で。
C:\linux.pbr="Linux Mint 16"

再起動して、 Linux Mint 16 が起動できたらインストール完了。

  grub rescue> が表示され、 Linux が起動できなくなった場合の復旧方法。
 
 
日本語入力したい

Linux Mint Japan の手順にしたがって、
iBus-Mozc を入れます。
wget -q http://packages.linuxmint-jp.net/linuxmint-ja-archive-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add -
sudo wget http://packages.linuxmint-jp.net/sources.list.d/linuxmint-ja.list -O /etc/apt/sources.list.d/linuxmint-ja.list
sudo apt-get update
sudo apt-get dist-upgrade
MATEなので、
sudo apt-get install mint-gnome-ja --install-recommends
sudo reboot

しかし、
Linux Mint 16 (Ubuntu13.10)から、iBusが1.5になり、「半角/全角」キーで、MozcのON/OFFができなくなってしまった。
タスクバーのアイコンでMozcをONすれば、「半角/全角」キーで日本語/アルファベットの切り替えはできるが、
タスクバーのアイコンはMozc(あ)のままなので、状態が視認できず、使い勝手が悪い。

そこで、
リ ナックスミントをつかおうの手順で、
Fcitx-Mozc を入れます。
sudo add-apt-repository ppa:ikuya-fruitsbasket/fcitx
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
MATEなので、
sudo apt-get install fcitx fcitx-mozc fcitx-frontend-gtk2 fcitx-frontend-gtk3 fcitx-ui-classic fcitx-config-gtk mozc-utils-gui
im-config -n fcitx

Fitixは、配色がイマイチですけど、設定でなんとか頑張ってください。


<追記>
システム設定の Language settings から Fcitx components をインストールすると、余計なモジュールまでインストールされてしまうので、不要なモジュールは削除してください。
fcitx-ui-qimpanel は中国語用なので削除する。
Mozcアイコンが表示されなくなったら fcitx-module-kimpanel を削除する。
  
 
日本語入力を ON/OFF するキーを変更したい

Fcitxの設定→全体の設定→ホットキー→入力メソッドのオンオフ
 
 
Mozc を ATOK の様に使いたい

Mozcのアイコンを右クリック
Mozcツール→設定ツール→一般→キー設定→キー設定の選択→ATOK

 
YouTube を見たい

<追記>
FireFox でも YouTube が再生できるようになってますね。

2016年3月、GoogleChrome が 32bit バージョンのサポートを終了してしまいます。


AdobeはLinux用のFulushPlayerの開発を止めてしまったので、 Linux Mint標準のブラウザFireFoxではフラッシュを再生できません。しかし、Adobeは特例的にGoogleChrome用のFulushPlayerだけは開発を継続しているので、不満のないインターネット環境を手に入れるためにはGoogleChrome をインストールしなければならないのです。

GoogleChromeのダウンロードページ
https://www.google.com/intl/ja/chrome/browser/
から
32 bit .deb (Debian/Ubuntu 版)
google-chrome-stable_current_i386.deb
をダウンロードし、
ファイルを右クリック → GDebiパッケージインストーラで開いてインストールします。
 
で、
GoogleChromeを使いやすくカスタマイズ
設定 → 拡 張機能 を追加する。

新規作成タブをデフォルトでアクティブにしたい
Tabs to the front!
Gmail の新着を知りたい
Google Mail Checker
ダウンロードフォルダに簡単にアクセスしたい
Downloads
 
※GoogleChromeは、追加した拡張機能や設定やブックマークがクラウドに保存されるので、再インストールするだけで元の環境に復帰するので、これは便利ですね。

 
規定のブラウザを変更したい
下記(1)〜(3)の設定をすべて行なってください。
(1) 「メニュー」→「設定」→「お気に入りのアプリ」 で、変更する。
(2) 端末で、
sudo update-alternatives --config x-www-browser
コマンドを入力すると、候補が表示されるので、選択して設定する。
(3) 端末で、
sudo update-alternatives --config gnome-www-browser
コマンドを入力すると、候補が表示されるので、選択して設定する。

 
マウスホイールのチルトでリンクを戻ったり進んだりしたい
キー操作
戻る={Alt}+{←}
進む={Alt}+{→}
を、マウスのチルトに割り当てればOKなので、

チルトのボタン番号を調べる。
端末で、
xev
私の場合
←チルト = button 6
→チルト = button 7
でした。

「メニュー」 → 「システム管理」 → 「ソフトウェアの管理」 で、
Easystroke をインストールし、設定する。
(1)
設定タブ → さらに追加するボタン → 追加 で、
インスタントジェスチャを選択し、ドロップダウンメニューからボタン番号を選んで、
button 6 と button 7 を追加する。
(2)
アクションタブでアクションを追加
・アクションに名前をつける(戻る/進む)
・ストロークにボタン操作を設定(button6/button7)
・種類はキーを選択
・詳細にキーストロークを登録(Alt+Left/Alt+Right)
(3)
設定タブで
ポップアップを表示のチェックを外す
自動起動にチェック
終わったら「隠す」
 
 
DHCP なのでLAN内の Windows(samba)PC にコンピュータ名(netBIOS名)でアクセスしたい
winbindをインストール
sudo apt-get install libnss-winbind winbind
で、
/etc/nsswitch.conf の hosts: 〜 行の最後に "wins" を追加。
 
※これ、情報が少なくて探し当てるのに苦労しました。(^_^;)
 Linux Mint 15 (Ubuntu13.04)以前は、libnss-winbind がデフォルトで入っているので、情報がないんですね。
 
  
Linux で LINE をやりたい
2015/7/30
LINE の Google Chrome 版が出たので、Wineとか必要無くなりました。

2016年3月、GoogleChrome が 32bit バージョンのサポートを終了してしまいます。
GoogleChrome(32bit) が終了してから、Chromium(32bit) で GoogleChrome板 LINE が使えていたが、
2020年12月、64bit板も含め、Chromium では、LINE が使えなくなってしまった。



※スタンプが使えませんね。


残念ながらLinux用のLINEアプリは存在しないので、Linux上でWindows用アプリを動かすことができるという"Wine"という ソフトを入れます。そして、Wine上でLINEをインストールします。

「メニュー」 → 「設定」 → 「ソフトウェアソース」 を起動し、
PPA → 新しいPPAを追加 で、
"ppa:ubuntu-wine/ppa" を追加し、

「メニュー」 → 「システム管理」 → 「ソフトウェアの管理」 で、
wine

wine1.7
をインストール。

LINEのホームページからWindows用の LineInst.exe をダウンロードし、
ファイルを右クリック→別のアプリで開く→Wine Windowsプログラムローダー
で開いてLINEをインストールします。

そのままだとLINEの日本語入力に問題があるので、Wineのレジストリを変更します。
端末で、
wine reg query "HKCU\Software\Wine\X11 Driver"
wine reg add "HKCU\Software\Wine\X11 Driver" /v InputStyle /d root /f
 

Windows キーでメニューを表示させたい
プログラムメニューをAdvancedMenuから標準のメニューに変えると Windowsキーでメニューが出なくなるので対応。

コマンド"xev"でWindowsキーのキーコードを調べる。
 Windowsキーの情報= keycode 133 (keysym 0xffeb, Super_L)

コマンド"xmodmap"で現在のキー割付を確認する。
 mod4        Super_L (0x85),  Super_R (0x86),  Super_L (0xce),  Hyper_L (0xcf)

Super_Lがmod4に割りつけられているので、解除します。
xmodmap -e "clear mod4"

「メニュー」 → 「設定」 → 「キーボードショートカット」 で、
デスクトップ → パネルのメイン・メニューを表示する に、"Super_L"を設定すればOK

再起動するとmod4の設定が復活するが、
"Super_L"で「パネルのメイン・メニューを表示する」設定は生きているので無問題。

 
ホームページを編集/更新したい

BlueGriffon
htmlエディタ
使 い方

2020/12/20 追記 ※下記の方法はすでに使えない様です。 新たな方法は「Bluegriffon のインストール」へ。

Installing BlueGriffon on Debian, Ubuntu, Mint
wget -q -O - http://archive.getdeb.net/getdeb-archive.key | sudo apt-key add -
sudo sh -c 'echo "deb http://archive.getdeb.net/ubuntu precise-getdeb apps" >> /etc/apt/sources.list.d/getdeb.list'
sudo apt-get update
sudo apt-get install bluegriffon

bareFTP
ソフトウェアの管理でインストール
 
 
プリンターを使いたい

UbuntuTips/Hardware/UsingPrinter

「システム」→「システム管理」→「プリンター」→「追加」→「デバイスを選択」→「進む」→(ドライバーを検索中)→「ドライバーを選択」 →「ローカルドライバー」→「進む」→「メーカーを選ぶ」→「進む」→「機種を選ぶ」→「進む」→「プリンターの説明を編集」→「適用」

 
CD/DVD のダイレクトプリントをしたい

glabels
ソフトウェアの管理でインストール

DCP-J940NでCD/DVDダイレクト 印刷(Ubuntu)
 
 
EPSON のスキャナを使いたい

Image Scan! for Linux

EPSON Download Center から
iscan_2.29.2-1~usb0.1.ltdl7_i386.deb
iscan-data_1.24.0-2_all.deb
をダウンロードし、インストール


その他インストールしたアプリ

SMplayer
動画再生
ソフトウェアの管理でインストール
smplayer(本体)
smplayer-translations(日本語化)

xvnc4viewer
VNCクライアント
ソフトウェアの管理でインストール

Leafpad
Shift-jisにも対応した軽量テキストエディタ
ソフトウェアの管理でインストール

GFeedLine
twitterクライアント
dbdをダウンロードし、インストール
https://code.google.com/p/gfeedline/

LibreCAD
2D-CAD
ソフトウェアの管理でインストール

K3b
CD/DVDリッピング&書き込み
ソフトウェアの管理でインストール