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ただいま製作中!!

レーザーカットで話題になっているOK MODELのCap232-10の製作を開始しました。
製作のすすみ具合は気まぐれなので、完成までどれくらいかかるか分かりませんが、できるだけリアルタイムで紹介していきたいと思います。

Step1
説明書通りの製作スタートです。3mmベニヤでエンジンマウント、同枠のメインギア部分、主翼取り付け部分を組み立てます。
さすがにレーザーカットは精度が良く、部品の狂いはありません。3mmベニヤもきれいに切れており、部品を抜くのは容易です。
説明書ではベニヤ用瞬間接着剤で接着するように指示されていますが、一発で位置決めすることが困難なので、私はいずれもエポキシ接着剤で接着しました。

胴体側板補強
バルサ部分のレーザーカットは、寸法は正確なのだが、バルサの不均一性によって硬い所では完全に切れていない部分が多く、部品を抜き取るのに苦労する。
ここもバルサ用瞬間接着剤で接着する指示になっているが、例によって位置決めが困難なのと接着面積が広く、接着前に瞬間接着剤が硬化してしまうので、主にセメダインCを用い、瞬間接着剤で固定するようにした。

胴枠接着
後ろ端の胴枠がバルサの為、接着時に両側から力を入れたら割れてしまった。機体が小さい分部品が細かく、強度が弱いので、製作も大変である。
前から2つの胴枠はエポキシでの接着が指定されている。写真は接着硬化中の様子である。

胴体1
ほぼ、胴枠が組み上がりました。
この後の上面プランク作業が大変です。
図面には1.5mmバルサでプランクせよと指示があるだけで、どの材料を使って良いのやらいきなり不親切です。しかも材料は継ぎ接ぎしないと面積が足りないし、自分で曲げなくてはならないのでめんどくさいです。

リブ切り出し
そんなわけで、胴体は取りあえず中断して、主翼の組立を始めました。
先ずリブを切り出しました。リブは肉抜きしてあり、いかにも弱そうです。取り扱いには充分な注意が必要です。

リブ組立
工作板にピンで固定し、リブを組み立てました。今回からピンが刺さりやすいように工作台にコルクボードを張ってみました。耐久性が心配なのと、表面がなめらかではありませんが、ピンの刺さりは良く、なかなか具合がいいです。また、工作板上で直角が確認しやすいように5cm間隔で線を引いてあります。それと、工作板に瞬間接着剤が付かないようにビニールを敷いてあります。ビニールはポリエチレン系のちょっと白く濁っているものが使えます。スチロール系の透明なものは接着剤が付いてしまうので使えません。

両翼組立完了?
組立はカットが正確なのでぴったりはまります。スパーとリブの直角に注意して固定します。いかにも弱そうなリブが組み上がりました。

主翼プランク開始
リブ組みした主翼のプランクを開始した。前縁材をリブの先端の形状に合わせて削り、説明書通りに前縁下部のプランクから始めた。前縁材を削る時は弱い骨組みを押さえるのに苦労する。プランク材は1.5mm厚、幅60mmのバルサ板を翼の長さとテーパー形状に合わせてカットしてから使用した。プランク材の上に主翼を合わせ、初めにスパー部分を接着固定し、その後セロハンテープでプランク材をリブに沿わせて固定して、瞬間接着剤を流すという手順で接着した。プランク作業中にプランク材を押さえるために思わず力が入ってしまったら、案の定リブにヒビが入ってしまった。
前縁プランク部は袋構造になっているので、この後の上面プランク接着作業が難しい。

主翼上面プランク
主翼上面のプランクも先ず前縁材をリブに合わせて削る作業から行う。上面のプランクをどの様な方法で行おうかと考えた末、セロハンテープで固定することにした。写真は固定用のセロハンテープを準備し、主翼を工作板に固定した様子である。ここではセロハンテープをケチらず、充分に間隔を詰めて固定できるように準備することが肝心である。
接着には、時間的に余裕が必要なため、木工用ボンドを使用した。本当はセメダインCの方が、重量も軽くなるし、接着剤がはみ出ても後でもきれいに削れるので良いのだが、硬化時間が早いので接着にはいる前に硬化が始まってしまうため使用しなかった。
写真は接着硬化中の様子である。セロハンテープで効果的に固定することが出来た。この方法で、曲がりのないきれいな接着が出来た。この部分の上下のプランクができあがると主翼も多少の事ではねじれたりしなくなった。

上面中央プランク
続いて主翼上面の後端と中央部のプランクを行った。ここはプランク材を当ててリブ側から瞬間接着剤を流して固定した。バルサの突き当て部分は接着剤が反対面にしみ出して押さえている指などに付いてしまうので、継ぎ目にセロハンテープを張っておくと良い。

胴体プランク材型取り
主翼のプランクを進めながら、胴体のプランク材の型取りも行った。プランク材を水に漬け柔らかくして型に巻き付けるのだが、適当な型が見つからないで困っていたら、当たり前なのだが、胴体そのものを型にすることを思いついた。胴体に水分が影響しないように胴体にサランラップを巻いて、濡らしたプランク材を巻き付けて硬化させている様子である。

胴体プランク
昨日型を取ったプランク材が乾いたので取り外し、幅が不足している部分を継ぎ接ぎして、胴体上面のプランクを行った。プランク材の幅を合わせて、端をぴったり合わせるのに苦労した。

主翼プランク完了
主翼のプランクが完了し、弱々しかった主翼が多少丈夫になった。リブキャップが有効に働いている様である。リブキャップは数が多く、1本1本長さを合わせながら接着していくのが面倒くさかった。
一応形はできたが、これからサンディングをしてプランク材接合部の段差を無くし、仕上げていくのが大変なのである。

主翼サンディング
主翼プランク後のサンディングを行い、前縁材を接着し、サンディング、翼端をサンディングし、翼端材を接着し、サンディング、主翼中央接合部をサンディングと、作業は大変手間がかかるのに形はほとんど変わらない所に入ってきた。
主翼のサンディングがほぼ終了し、主翼の接合はまだこの後にエルロンを取り付けた後になるが、仮止めして胴体と一緒に並べてみた。少しずつ全体像が見えてきた。

尾翼組立
胴体の製作の途中で、説明書の順番を守らなくなったので、まだ、尾翼を作っていなかったから、ここで尾翼を作ることにした。接着は端面が直角であればほとんど問題ない。位置を合わせておいて瞬間接着剤を流し込むだけである。その点レーザーカットは大方都合がいいが、レーザーが貫通していない部分は手直しが必要である。バルサ板を積層してブロック状に接着するところはセメダインCを用いた。

つづく...

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